今回は、サンタに英語の手紙書き方!簡単便利表現とテンプレートもというテーマでお届けします。
クリスマスの時期が近づくと、サンタさんに欲しいものを伝えるためにお手紙を書くお子さんも多いですよね。
「手紙はもちろん日本語で書いてるよ!」という方は、今年はサンタにお手紙を英語で書いてみるのはいかがでしょうか?
特に教室やお家で英語に触れている方は、手紙を実際に英語で書くことで、自分の知っている英語を使う練習にもなり、おすすめです。
難しく考えず、できる範囲でいいんです!
伝えようという気持ちが大事です♪
ここでは、英語を習っている最中のお子さんや、
「英語にはあまり自信無いけど、子どもと英語でサンタさんに手紙を書いてみたい!」という保護者の方のため、
- サンタに英語で手紙を書く時のポイント
- 英語の手紙を簡単に書ける便利な表現
- サンタに手紙を英語で書くテンプレート
以上3点をご紹介します。
サンタに英語の手紙!書き方ポイント
ここでは、サンタに英語の手紙を書くときのポイントをお伝えします。
実際に英語圏の子どもたちが書くサンタへの手紙と同じ構成になるよう、書き方を順に解説していきます。
「文法を間違えてるかも…」などということは気にしすぎなくて大丈夫です。
「伝われば何でもOK」という意識で取り組んでほしいなと思います。
以下では、こうした英語で手紙を書く際に意識してほしいポイントをお伝えしたあと、英語の手紙の書き方をご説明しますね。
英語の手紙のポイント「伝われば何でもOK!」
手紙に限らず、英語を使ってみるときは完璧を目指さなくて大丈夫です。
手紙の文例を調べるとよく出てくるのは、丁寧な言い回しの、一文一文が長めの文章。
それが使えるに越したことはないですが、個人的には「なんか難しい!もう嫌だ!」となるのが1番怖いなと思うのです。
英語をはじめたばかりの場合、まずは覚えた単語や表現を使ってみることが大切です。
頭に入れた英語がより定着しますし、理解した英語を使う方が成長を感じて楽しいです。
丁寧かどうかや綺麗な英語かというよりも、まずは「伝われば何でもOK!」の精神でやってみましょう!
手紙の書き出しは?
日本語でも手紙の書き出しには宛名や挨拶を入れますね。
英語の場合も同じですので、決まり文句を使って冒頭に書きます。
- Dear Santa Claus,
- Hello,Santa!
- Hi,Santa!
Dearは「親愛なる」です。あとの二つより丁寧です。
お子さんは特に間違えがちですが、Dearのあとはピリオド( . )ではなく、コンマ( , )です。
自己紹介を書く
サンタに自分のことを覚えてもらえるよう、自己紹介します。
名前や年齢、住んでいるところや好きなものなど、自分のことなら何でもありです。
例文も参考に、自分が言える範囲で書いていきましょう。
「今年も良い子でいたよ!」アピールをする
プレゼントをもらうには、サンタに自分が今年一年いい子でいたことをアピールする必要があります。
普段自分が頑張ってやっていることを伝えたり、周りに褒められたことを書くのもいいですね。
何が欲しいか伝える
ここが本題ですね。
サンタに何を贈って欲しいかを伝えましょう。
玩具、ゲーム、本など、何でも書いて構いません。
モノ以外にもやりたいことでも良いかもしれません。
手紙を締めくくる
手紙のさいごには、自分の名前を書いて締めくくります。
〜より みたいなものです。
決まり文句としては
- From, 名前 〜より
- Sincerely, 名前 〜より心を込めて
- Love, 名前 〜より愛を込めて
などがあるのでお好みで。
サンタに英語の手紙を簡単に書ける便利表現
手紙の本文をなるべく簡単に書けるよう、便利な表現を紹介します。
日本語部分はご自身に合わせて英語を入れてください。
もし分からないときは、DMM英会話が運営しているこちらのサイトを利用してみてください。
https://eikaiwa.dmm.com/uknow/
日本語のわかるネイティブが、日本語を生きた英語に訳してくれたり、解説してくれています。
以下ではすぐに手紙が書けるよう、用途別に基本的な表現を紹介しますが、もっと書きたい!という方は上のサイトでたくさん調べてみてください。
自己紹介に使える表現
My name is 名前.
・I’m 年齢 years old.
・I live in 地名
→住んでいるところを言えます。
日本では国、都道府県、市町村の順番に言いますが、英語では逆です。
→好きなものを伝えられます。
→何をするのが好きか伝えられます。
欲しいものを伝える表現
・I want 欲しいもの
・I would like 欲しいもの
どちらも同じ意味ですが、後者の方がちょっと丁寧です。
I would は、短くしてI’dでもOK。
最後に for Christmas をつければ、クリスマスプレゼントをお願いするのにぴったりな文になります。
自分が頑張ったことを表現
プレゼントをもらうために自分が今年頑張ったことをアピールします。
いくつか簡単な表現をピックアップしました。
I always 現在形の動詞
alwaysは、いつもという意味です。
「私はいつも〇〇をしています。」と、自分が習慣としてやっている良いことを書きましょう。
現在形とはeat やrunなど、辞書に載っているそのままの形です。
これが最も簡単に書ける表現だと思います。
I 頑張ったこと(過去形動詞で)this 月/季節
これは今年の何月に、あるいはどの季節に、何を頑張ったかを書ける表現です。
例えば、I got a first prize at a piano contest this March. で、今年の3月にピアノコンクールで1位をとりました。と言えます。
got は get の過去形です。
過去形は、例えば「get 過去形」と検索すればget の過去形を調べられますよ。
This year I have 過去分詞形の動詞
難しめの表現ですが、自分が今年頑張ってきたことを伝えられます。
過去分詞型は、過去形とは別です。
過去から今まで続けてきたことを言うのに使います。
例えば、This year I have been a good girl/boy. で、「私/僕は、今年一年ずっと良い子でいたよ!」となり、外国の子どもがよくサンタの手紙に書く表現になります。
This year I have practiced soccer hard every Sunday. で、今年は毎週日曜日にサッカーの練習を頑張ってきました。となります。
その他:簡単な英語で伝えられること
上記でご紹介した内容だけでも十分手紙らしいですが、ほかにもサンタに気持ちを伝えるのに便利な表現があります。
Can you write me back?
手紙のお返事をくれる?ということですね。
Can を Could にすれば、お返事くれますか?と、ちょっと丁寧になりますよ。
I hope 願いごと
クリスマスの他にも七夕などに願いごとをするときに使えます。
I hope I can live healthy and happily with my family. で、家族と健康で幸せに暮らせますように。となります。
wish は、叶えるのが難しいけどなんとかお願い!という感じです。
使い方もhopeより少し難しめで、過去形の動詞を使います。
過去のことを今から変えるのは難しいですよね?
過去形を使うことで、願いを叶えるのがそのくらい難しいということを伝えるのです。
I wish I could be a Superman! で、スーパーマンになれますように!となります。
サンタに英語の手紙を書くテンプレート
上で紹介した文を使って例文を作りました。
- なるべく簡単にした基本編
- 少しレベルアップした発展編
この2通りありますので、お好きな方を参考に、単語などはご自身に合わせて変えながら、実際に手紙を書いてみてください。
初心者さん向け!基本編
英語に慣れている段階の初心者さんにおすすめの、基本的な表現を使ったテンプレートです。
例1
Hello,Santa!
My name is Yasu and I’m 6 years old.
I always take care of my little sister.
I want a LEGO set for Christmas.
From, Yasu
【訳】
サンタさん、こんにちは!
僕の名前はヤスで、6歳です。
いつも妹のお世話を頑張ってるよ。
クリスマスにはレゴセットが欲しいな。
ヤスより。
【解説】
take care of〜 は、〜のお世話をするという意味。
兄弟やペットなどの面倒をみていることを伝えられます。
I want のあとは、商品名をそのまま書くのも簡単なのでおすすめ。
欲しいものの絵を描くとサンタさんにも分かりやすいですね!
例2
Dear Santa,
My name is Aya and I’m 9 years old.
I always help my mom clean the house.
I hope I can go to Tokyo Disney Land with my family.
Love,Aya
【訳】
親愛なるサンタさん
私の名前はアヤで、9歳です。
家の掃除をしてお母さんをいつも手伝っています。
家族で東京ディズニーランドに行けたらいいな。
愛を込めて、アヤより。
【解説】
help 人 〇〇 で、〇〇をして人を手伝う と言えます。
I hope を使えば、モノ以外でもお願いできます。
プレゼントはモノより思い出派の方におすすめ。
ちょっとレベルアップ!発展編
英語に少し慣れてきて、ちょっとレベルアップしたい方におすすめの、発展バージョンのテンプレートです。
例1
Dear Santa Claus,
My name is Yuto. I am 12 years old and I live in Tokyo, Japan.
I went to my grandparents’ house this Summer and I helped them a lot.
I would like a cool soccer ball for Christmas.
Sincerely, Yuto
【訳】
親愛なるサンタ・クロースさん
僕の名前はユウトです。12歳で、日本の東京に住んでいます。
今年の夏に祖父母の家に行って、祖父母のお手伝いをたくさんしました。
クリスマスには、かっこいいサッカーボールが欲しいです。
心を込めて、ユウトより。
【解説】
サンタさんは外国に住む方なので、日本に住んでいることを伝えています。
went は go の過去形です。
my grandparents’ house は、祖父母の家。
おじいちゃんの家なら、grandpa’s house
おばあちゃんの家なら、grandma’s house と言います。
記号の ’ は、アポストロフィといい、〜’s で、〜のという意味になります。
ちなみに、grandparents’のアポストロフィのあとにsがないのは、脱字ではありません。
すでに複数形のsが付いていてややこしいので一つ省略しようという考え方です。
例2
Hi, Santa!
My name is Nana and I am 8 years old.
I live in Hiroshima, Japan.
I love Christmas.
I wish I could see you someday.
Could you write me back? Thank you, Santa!
Love,Nana
【訳】
こんにちは、サンタさん!
私の名前はナナで8歳です。
日本の広島に住んでいます。
私はクリスマスが大好きです。
いつかあなたに会えたらいいな。
お返事くれますか?サンタさん、お願いね!
愛を込めて、ナナより。
【解説】
サンタが喜びそうなお手紙ですね。
wish をつかい、会えるか分からないけど会いたいな!と伝えています。
someday は、いつの日かという意味です。
私も、いつかサンタに会ってみたい…!
まとめ:サンタに心のこもったお手紙を♪
今回は、簡単な英語でサンタへのお手紙を書くことを目標に、書くときのポイントや便利な表現、テンプレートをご紹介しました。
英語で手紙を書く目的は、英語を覚えることではなく、自分の頭の中にある英語を実際に使うこと。
多少の間違いは気にせず、とにかく知っている英語を書いてみてください。
あれ?これどう書くんだっけ?となった時に、また覚えれば良いのだと思います。
完璧を目指すより、まずは伝わることを目標に、心を込めて素敵な手紙を書いてくださいね♪
以上、サンタに英語の手紙書き方!簡単便利表現とテンプレートもでした。
*4歳女の子と1歳男の子を育てる20代ママ
*0歳〜中学生の英語講師の経験あり
*おでかけ・エンタメ大好き
育児に奮闘する《あなた》の暮らしを彩る情報をたくさん発信していきます♪
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