今回は、炊飯器チキンライスが失敗する原因は?失敗したらどうするか解説!というテーマでお届けします。
近年ますます注目されている、時短料理。
「タイパ(タイムパフォーマンス)」という言葉が出てくるほど、何事もいかに時短できるかが求められる今の時代には欠かせないものになってきましたね。
私も時短料理をしたくて、炊飯器でチキンライス作りに挑戦しました。
ところが…なんと2回も大失敗してしまいました。
お米がほぼ生炊きになったり、べちゃべちゃになったりと、もう大惨事でした(泣)
悔しくなって原因を調べまくった結果、チキンライスを炊飯器で作った時に失敗してしまう原因はいくつかあるようでした。
そして、失敗してしまったチキンライスを捨ててしまうのも惜しかったので、対処法も調べて試行錯誤。
なんとか挽回できましたので、その方法もお伝えしようと思います。
炊飯器チキンライスで失敗してお困りの方に届きますように…!
炊飯器チキンライスが失敗する原因は?
ここでは、炊飯器チキンライスが失敗する原因についてお伝えします。
チキンライスを炊飯器で作ろうとして失敗すると、お米が固い部分と柔らかい部分ができてしまう「炊きムラ」が出ることが多いかと思います。
私の場合、ほぼ生米の部分とべちゃっとした部分が混じっている状態でした(泣)
そこで、チキンライスを炊飯器で作った時に炊きムラができて失敗してしまう原因を調べてみました。
以下で詳しく解説しますね。
炊飯器チキンライスが失敗の原因①炊飯前に米と具材を混ぜた
炊飯器チキンライスは、調味料や具材をお米と一緒に炊飯器に入れてから炊くというレシピが一般的ですよね。
実は、一緒にいれたお米と具材をぐるぐると混ぜてから炊飯ボタンを押してしまうことが失敗の原因になるんです。
私も最初の挑戦でやってしまいました(汗)
お米と具材が混ざった状態だと、熱の通り方がまばらになってしまい、炊きムラのあるチキンライスが出来上がってしまいます。
調味料は混ざっていても問題ないようですが、野菜やお肉などのかたまりを入れる場合は、お米の上に乗せてそのまま炊飯するようにしましょう!
炊飯器チキンライスが失敗の原因②米の浸水が足らなかった
チキンライスを炊飯器で炊いて失敗する原因として次に考えられるのは、炊飯前のお米の浸水が足らなかったというもの。
炊飯器チキンライスで調味料として使うケチャップやコンソメには、塩分が含まれています。
この塩分がお米の吸水を邪魔してしまうので、白米を炊く時と比べて吸水に時間がかかるのです。
なので、白米を炊くときは洗米後すぐに炊いちゃう!というご家庭でも、調味料を一緒に入れて炊飯する時は必ずお米を浸水してから炊飯しましょう。
浸水時間は最低30分、できれば1時間は取っておきたいところ。
こうすることで、チキンライスを炊飯器で炊きこんでも芯が残りにくく、美味しく出来上がるのです。
炊飯器チキンライスが失敗の原因③水分量が多かったor少なかった
チキンライスを炊飯器で炊くときの水分量が多すぎることも失敗の原因になります。
チキンライスを炊飯器で作る場合、お米が吸う水分はお水だけではありません。
ケチャップやソースといった調味料の水分も、お米が吸水していきます。
そのため、お米を入れた後にお水を目盛まで入れ、その後に調味料を入れてしまうと、水分量は目盛を超えた分だけオーバーしてしまいます。
その結果、チキンライスがべちゃっと仕上がってしまうのです。
逆に、具材も全て投入してからお水を目盛まで入れてしまうと、水分が足らなくなってしまうため、チキンライスがごわごわと硬くなってしまいます。
炊飯器に材料を入れる際は必ず、お米→調味料→水(目盛まで)→具材の順番を守ることが大事です!
炊飯器チキンライスが失敗の原因④レシピ以上の分量で炊いてしまった
こちらも重要なのですが、レシピに書かれている分量以上のチキンライスを一気に炊飯しようとすると、失敗の原因になってしまいます。
私は炊飯器チキンライスに2度失敗しましたが、最大の原因はここにあったと思います!
炊飯器チキンライスのレシピのほとんどに、お米2合分の材料が掲載されているかと思います。
このレシピを見て、「うちは人数が多いから倍量で4合分炊こう!」と思った方も少なくないのではないでしょうか?
ですが調べてみたところ、炊飯器でチキンライスが炊けるのは2合分が限界だということ。
それ以上の分量で作ってしまうと、お米と具材でお釜の中がパンパンになってしまいます。
結果、炊飯中に水の対流がうまく起きず、炊きムラができてしまうのです。
炊飯器チキンライスが失敗したらどうするかを解説!
ここでは、炊飯器チキンライスが失敗したらどうするかについてお伝えしていきます。
チキンライスを炊飯器で作ろうとして失敗してしまう原因がわかってスッキリしたと同時に、
じゃあ目の前にあるこの失敗作はどうすれば…?
と途方に暮れている方もいるのではないでしょうか?
そこで、以下では失敗してしまった炊飯器チキンライスをどうすると良いのか、私が実際に試した対処法も含めていくつかご紹介していきます。
1つずつ詳しく説明しますね。
炊飯器チキンライス失敗時の対処法①炊飯器で再炊飯
まずは、炊飯器の再炊飯機能や再加熱機能を使って硬いチキンライスを復活させる方法です。
初めに、菜箸などで炊飯器の中のチキンライスに5箇所ほど穴を開けます。
次に料理酒か日本酒を穴に注ぎ入れ、さらにチキンライスの表面にも薄く振りまいておきます。
あとは10分〜15分ほど再加熱するか保温するだけです。
これだけで硬かったお米が柔らかくなり、チキンライスが復活します。
お酒がない場合は、水を30〜50ccほど入れて再炊飯あるいは再加熱するという方法もありますよ。
ただ、この方法はレシピ通りの分量で作って失敗した時にのみ使える方法です。
分量を増やしてしまった場合、炊飯器でいくら再炊飯しても中心部分は一向に変化がないのでご注意ください!
私も実際に4合分の分量でやってみたのですが、3回ほど再炊飯してもほぼ変化なしでした…。
炊飯するたびに冷却時間を設けないと次の炊飯が始まらず、タイムロスも凄まじかったです(泣)
炊飯器チキンライス失敗時の対処法②フライパンで炊き直す
次に紹介するのはフライパンで炊き直すという方法で、炊きムラのあるチキンライスを復活させるというものです。
鍋ではなく、深めのフライパンを使うのがミソですよ!
まずは炊飯器から失敗したチキンライスを全てフライパンに移して、チキンライスがやや浸るくらいのお水を入れ、火にかけます。
焦げないように火加減を見て、時々混ぜながら水気がなくなるまで加熱しましょう。
水気がなくなってもまだ硬い部分がある場合は、水を少し足して同じように加熱すればOKです。
水気がなくなり、チキンライスが柔らかくなっていれば完成です!
こちらも私が実際に試した方法で、柔らかめのチキンライスというところまでなんとか回復させることができ、オムライスにしたことで美味しく食べることができました。
鍋でも試してみたのですが、水分がなかなか飛ばず、おかゆチキンライスが完成してしまったので、なるべくフライパンを使うことをおすすめします。
炊飯器チキンライス失敗時の対処法③リゾットにリメイクする
チキンライスが全体的にべちゃっと仕上がってしまった場合は、思い切ってリゾットにリメイクしてしまうのも一つの方法です。
チキンライスを鍋や深いフライパンに移し、牛乳やコンソメスープなどをチキンライスにかぶるくらい投入します。
少し水気がなくなってきたところでシュレッドチーズを入れて、チキンライスがまったりするまで煮込めば完成です。
結果的にはこの方法が一番美味しく食べられるので、
美味しくなるならもはや料理が変わってもいい!
という方にはおすすめの方法です!
まとめ
今回は、炊飯器チキンライスが失敗する原因や、失敗したらどうするかについてお伝えしました。
せっかく時短しようとしたのに失敗してしまうと、かなりショックを受けますよね。
失敗してしまったチキンライスは復活させて美味しく食べ、次回挑戦する際は失敗の原因になるやり方を避けてチャレンジしてみてください。
失敗は成功の元と言います。
今回の失敗を活かして次で成功すれば、時短料理のレパートリーにチキンライスを仲間入りさせることができますよ♪
ぜひまたチャレンジしてみてくださいね!
以上、炊飯器チキンライスが失敗する原因は?失敗したらどうするか解説!でした。
*4歳女の子と1歳男の子を育てる20代ママ
*0歳〜中学生の英語講師の経験あり
*おでかけ・エンタメ大好き
育児に奮闘する《あなた》の暮らしを彩る情報をたくさん発信していきます♪
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